待遇を改善するための転職
働く上で、待遇というのはモチベーションや目的、やりがいなどに大きく関わってくる部分です。具体的にはまず給与、それから勤務時間や環境の良さ、残業の有無または頻度、有給やボーナスなどです。
実は、転職を決断するに至る理由の中でもっとも多く挙げられるのは、この「待遇」が自分にとって著しく酷い、分不相応だ、というケースなのです。
もちろん食べていくために、家庭がある方は家族を養うために、給料は高待遇であるに越したことはありません。また、時間外労働や休日出勤などが重なることで、心身ともにストレスを抱えてしまい、体調を崩してしまっては元も子もありません。就職先を選ぶ上でもっとも皆さんが重視されているのも、やはり待遇についてだと思います。
ただ、注意していただきたいのは、職種や業種によっては、一般的な社会水準よりも低い給料が当たり前になっている、暗黙の了解として昔から成り立っている場合があるということです。
「仕事の内容的にはやりがいがあるし、充実している...しかし給料が...」
という場合は、必ずその業界の給与水準を勤務体験などと対比させ相対的にリサーチし、自分の今の待遇と照らし合わせてみる必要があります。
このリサーチは本当に大切です。
というのも、もし仮に、そういったリサーチを怠り、不当な待遇を理由に転職したとします。採用先の人事担当の方は当然、その人が本当に不当な待遇を受けていたのかというのを業界水準と比較して調べます。
調べた結果、「実は業界的には一般的な待遇を受けていた」となれば、転職理由として信憑性に欠けますし、情報収集能力やリサーチ能力がないと見なされ、転職において非常に不利になるからです。
もちろん、自分で事前に調べた結果、「業界水準的にみてもやはり自分は不当な待遇を受けている」とわかれば、心置きなく転職を考えてください。冒頭で述べた通り、やはり待遇面は働く上でもっとも大切な要素の一つでしょうから。
最後に一つ。この世の中面白いもので、興味がある仕事内容だったり、憧れていた職種の場合に限って...社会一般的にあまり待遇が良くないことが多い気がします。待遇と職種、天秤にかけるには難しい問題ですが、こと転職においてはどちらかを優先しなくてはならない場合があるということも、知っておいて損はないでしょう。
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