若年層の転職
若年層の方々が転職を考える場合、注意したいのは経験・実績の面での不利です。そのため、以前の会社でどんな仕事をしてどんな経験を積んだかというのをいくらアピールしても、先方には魅力として伝わることはないでしょう。それでは、若年層の方々はどのようなポイントを押さえることで、ステップアップのチャンスとなる転職を有利に進めていくことができるのでしょうか。
まず知っておくべきなのは、企業としては若年層だからといって頭ごなしに敬遠したり採用に対して消極的になったりするわけではないということです。
たとえば、団塊の世代にあたる社員が大量に退職したような企業は、穴埋めとして新卒だけでなく転職者の中途採用にも当然視野にいれるでしょう。データ的には若年層の転職率は決して低くなく、むしろ若輩層転職者の持つ若さゆえのパワーやエネルギーによって、転職市場全体が活性化しているという事実もあるのです。
この傾向を踏まえた上で、決して臆すことなく、学校やアルバイトを通じて学んだこと、経験したことを武器に、これからの抱負ややる気、若きエネルギーをアピールすればよいのです。「自分はまだまだ若いんだ。経験はないがこれだけエネルギーに満ち溢れているぞ」と自分を鼓舞してモチベーションを高めてください。
気をつけたいのは、若さゆえ、社会に対してやはり偏見や無知が少なからずあることは否めないということです。たとえば前の会社をたいした裏づけや経験もないのに批判してみたり、基本となる礼節を軽んじたりする行為は絶対にしてはいけないことです。
若年層の転職者にはこうした態度をとる人が多いというデータもありますので、反面教師にして十分に気をつけていただきたいものです。
最後に繰り返しておきますが、若年層の転職にあたっては、武器となるのは経験ではなく将来性です。採用側が思わず期待を抱かずにはいられなくなるぐらい、仕事に対する意欲とエネルギーをアピールしてください。少しいやらしいかな、と自分で思ってしまうぐらいの方がかえって先方には好印象を与えるようですよ。
もちろん基本となる礼節は初心に帰って今一度復習しておくのを忘れないようにしましょう。
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